FXを始めるにあたって、「手数料がどれくらいかかるのか?」は誰もが気になるポイントですよね。
今回は、人気の海外FX業者【XMTrading】の取引手数料について、初心者にもわかりやすく、そして中立的な立場からまとめてみました。
XMの手数料は「口座タイプ」で変わる
XMTradingには複数の口座タイプが用意されており、それぞれで手数料体系が異なります。
大きく分けて「取引手数料がかからない口座」と「手数料がかかる口座」があるので、まずはこの違いを押さえておきましょう。
手数料無料の口座タイプ
以下の3つの口座は、取引手数料が一切かかりません。そのため、スプレッド(買値と売値の差)が主なコストになります。
- スタンダード口座
→ もっともベーシックな口座。初心者から経験者まで幅広く使われています。 - マイクロ口座
→ 少額取引に対応しているため、リスクを抑えて始めたい方に人気です。 - KIWAMI極口座
→ スプレッドが極めて狭く、コスト重視のトレーダーに選ばれています。
初めての海外FXで不安だった私も、スタンダード口座から始めて使い勝手を確認しました。手数料がかからないので、試しやすかったのが印象的でした。
手数料がかかる「ゼロ口座」
唯一、取引手数料が発生するのがXMゼロ口座です。
- 手数料:1ロットあたり5USD(片道)
→ 例:ドル円(USD/JPY)で1ロットの取引をした場合、往復で合計10USDの手数料が発生します。
この手数料がある代わりに、ゼロ口座ではスプレッドがほぼゼロに近くなるというメリットもあります。
スプレッドという「もうひとつのコスト」にも注目
FXでは、実は「スプレッド」も実質的な手数料です。XMではこのスプレッドが口座によって大きく異なります。
- スタンダード/マイクロ口座:スプレッドはやや広め
- KIWAMI極口座:**最小0.0pips〜**と非常に狭い設定
- XMゼロ口座:スプレッドは限りなくゼロ
スプレッドの広さ=実質的な取引コストに直結するので、手数料だけでなくスプレッドも合わせて比較することが大切です。
XMの「ロイヤルティプログラム」でコスト削減も
XMにはユニークな「ロイヤルティポイント(XMP)」という仕組みがあります。
- 取引するたびにXMPが貯まる
- XMPは取引ボーナスなどに交換できる
- 結果的に、スプレッドのコストを軽減できる
この制度は、長く取引を続けるほどお得感があります。
入出金手数料は基本「無料」。でも注意点も…
XMでは多くの入出金方法において手数料無料をうたっています。
たとえば、クレジットカードや電子ウォレットなどはXM側が手数料を負担してくれます。
ただし、一部の入出金方法では条件付きで手数料が発生することがあるので注意が必要です。
手数料がかかるケース(一部抜粋):
方法 | 条件 | 手数料 |
国内銀行送金(入金) | 1万円未満 | 880〜1,500円 |
コンビニ入金 | 5万円未満 | 300円 |
国内銀行送金(出金) | 40万円未満 | 2,500円 |
入金金額が小さい場合や銀行出金時に注意が必要ですね。
口座開設前に確認しておきたいこと
XMTradingは、口座タイプの選択肢が多く、柔軟な取引ができるのが魅力です。
ただ、手数料体系が少し複雑なので、あらかじめ自分に合った口座タイプを選び、取引条件をしっかり理解することが大切です。
困ったときは公式サポートも充実しているので、問い合わせてみるのもおすすめです。
まとめ:XMの手数料はどう活かすべき?
XMの手数料は一見するとわかりづらい部分もありますが、
「手数料無料&スプレッド広め」と「手数料あり&スプレッド激狭」というバランスの中で、自分の取引スタイルに合わせて選べるのが魅力です。
これから始める方は、まずは手数料のかからないスタンダード口座やマイクロ口座で試し、慣れてきたら極口座やゼロ口座に挑戦してみるのも良いかもしれません。